こんにちは、イッシーです。
屋外イベントで出店する際にはイベントテントというものが必要らしい…、でもどんなもの?何ができるの?という疑問をもったことはありませんか?
今回は、その中でも便利で丈夫な「ワンタッチ式イベントテント」についての記事です。
業界歴10年のイッシーが仕組みやサイズ、材質をわかりやすく解説します。
この記事は以下のような人におすすめです!
- 「ワンタッチ」の仕組みを知りたい。
- ワンタッチ式イベントテントの種類やサイズを知りたい。
- イベントテントの購入を悩んでいる。
イベントテントの種類はいくつもあり、購入やレンタルをする際にどれを選べばいいか迷ってしまうことがあるかもしれません。
今回は、イベントテントの購入や選択で迷っている人の為の記事となります。
この記事を読んで、ワンタッチ式イベントテントの基本的な知識を抑えましょう!
それでは、行きますね!
ワンタッチ式イベントテントとは?
一言で申し上げますと、「簡単に設営」できながら「耐久性・耐候性」も備えた「仮設テント」です。
学校の運動会ではまだ主流である「パイプ組み立て式イベントテント」の場合、鉄製パイプを順番に組み合わせ、大人数で力を合わせて立てる必要があります。
しかし、ワンタッチ式イベントテントは設営時間を大幅に短縮でき、なおかつ「パイプ組み立て式イベントテント」と同程度の耐久性があります。
ワンタッチ式イベントテントの仕組み
まず、ワンタッチ式イベントテントの「ワンタッチで開く仕組み」について、簡単に説明します。
「ワンタッチ式」とは、既に組まれている金属の骨組みを引っ張ることで開いていく仕組みのことです。
下の写真でイッシーと反対にいる女性スタッフ(キムリー)が、テントの両端を持って引っ張り合うことでひろがっていっているのが分かりますね。
ひろげたのちに、高さの調整を行い、横幕や重りなどを取り付けていきます。
また、撤去する時は逆の手順を踏んで閉じていきます。
まだまだ「簡単」で「耐久性」のある“ワンタッチ式イベントテント”を知らない人も多いです。
ワンタッチ式イベントテントで何ができるの?
ワンタッチ式イベントテントの仕組みはわかったけど、何ができるの?と気になる方もいるかと思います。
ここでは利用用途についてざっくりと紹介していきます。
飲食や物販の出店
冒頭で述べましたが、イベントテントは主に屋外イベントの出店に利用されています。
「飲食のキッチン・販売スペース」や「商品の展示・販売スペース」です。
まさに“持ち運びできる店舗”としての利用と言えます。
待機スペースとして
屋外での日除け・雨除けとしての効果が高いので、人が待機する場所として利用できます。
「地鎮祭などの式典」や「スポーツイベントの休憩所」が例に挙げられます。
横幕やパーテーションで区切り、「臨時の喫煙所」として使用しているのも見かけたことがあります。
その他
洗車や塗装スペース、骨組みを利用して屋内の店舗パーテーションにしたりと、あらゆる業界で企業や事業者がイベントテントを利用しています。
特にワンタッチ式は少人数で設営できるので、あらゆる場所で活躍しています。
あくまで仮設のテントになりますので、数週間以上立てっぱなしにするなどは破損や事故の原因となります。
少なくとも常駐する人がいなくなるタイミングでは、撤去や収納することを心がけましょう。
イベントテントの図解:“骨組み”と“天幕”の関係について
ここで、テント各部の名称をお教えいたします。
イベントテントを扱っているメーカーや販売店にすぐに通じるような用語なので、知っておいて損はありません。
イベントテントは大きく分けて3つの部分で構成されています。
「1.フレーム(骨組み)」「2.天幕(屋根の生地)」「3.横幕(横の生地)」です。
どんなタイプのイベントテントでも共通の名称であることが多いです。
骨組みと天幕の組み合わせでテントの形が完成し、オプションとして横幕を取り付けることもできます。
ですので、『骨組みと天幕』はイベントテントを構成する上で、必ずセットで使用されます。
ワンタッチ式イベントテントの種類とサイズ
ここからは、ワンタッチ式イベントテントの種類とサイズ等について説明します。
気になるポイントを大きく3つに分け、併せてコストに関しても説明します。
- フレームの素材
- 天幕の素材
- サイズ
言葉でイメージしづらい部分は、画像を使って補足していきます。
フレームの素材
まずフレームの種類については2つの材質を原材料にしています。
- アルミ製(フレーム)
- スチール製(フレーム)
ステンレス製の製品などもありますが、主流はこの2つです。
アルミは軽くて錆に強いですが製造コストが高く、スチールは重く錆びることもありますが製造コストがアルミに比べて安くなります。
天幕の素材
テントの屋根である天幕も2種類の生地が主流になります。
- ポリエステル生地(ナイロン)
- ターポリン生地
軽くてサラッとしたポリエステル生地と、少々重量はあるが耐水・耐久に優れたターポリン生地があります。
コストで比較すると、ポリエステル生地よりもターポリン生地が高額になる場合が殆どです。
サイズ
主に使用されているサイズは3種類です。
- 3×3m
- 3×4.5m
- 3×6m
ワンタッチ式イベントテントと言えば、というサイズです。
他にも設置場所に合わせ、1.8m区切りや2.5m区切りなど、サイズ展開が多いのもイベントテントならではといえます。
サイズが大きくなるにつれ、全体的なコストも高くなります。
屋外出店はワンタッチ式イベントテントがおすすめ!
出店者や事業者にとって、イベントテントに何を選んだらいいのかを悩むことがあるかもしれません。
屋外出店についていえばワンタッチ式イベントテントを選んでおけば間違いありません!
その理由を業界歴10年の私が解説します!
とにかく設営と撤去が楽になる
ワンタッチ式イベントテントの「ワンタッチ」は伊達じゃありません。
慣れれば非常に設営と撤去が楽になります。
「慣れ」といっても数回で慣れてコツを掴む方は多いです。
組み立て式パイプテントのように、立てた経験のある人しかスムーズに立てれない、ということがありません。
設営と撤去が楽だったら、それを行う人間の体と心の健康にも繋がりますよね!
コストパフォーマンスが高い
出店に際し十分な耐久性と耐候性があり、安全性がコストに担保されています。
もちろん、安価なイベントテント製品もありますが10万円以上するタイプはやはり安心感が違います。
その安心感のおかげで、よりイベントや業務に集中ができる、というわけですね!
かといってキッチンカーや実際の店舗のように、イニシャルコストや維持費が高いわけではありません。
これは非常にコスパが高い、ということです。
管理がしやすい
納品直後は骨組みに天幕を取り付けたり、説明書を読みながら設営したり、という多少の手間はかかります。
しかし、その後は基本的には天幕を骨組みに取り付けたまま片付けておける製品が多いです。
骨組みにおいてはボルト・ナットが使用されている製品が殆どなので、やろうと思えば自力でメンテナンスも可能です。
もし、天幕が破れた場合も取り外しがしやすいので、すぐにメーカーや販売店に持っていったり配送したりも容易にできます。
ほんの少しスペースはとりますが、使わない時はしまっておく、という管理の仕方ができます。
ワンタッチ式イベントテントのまとめ
今回はワンタッチ式イベントテントがどういうものなのか、出店や事業利用が初めての方向けにわかりやすく説明しました。
イベントテントにはいくつもの種類がありますが、迷ったら簡単でコストパフォーマンスが高いワンタッチ式イベントテント一択!ではないでしょうか。
しっかりした10万円以上のイベントテントは、2万円以下のイベントテントに比べて高品質・高耐久です。
失敗したくないと考えている方におすすめです!
以下の記事ではよりイベントテントの種類を詳しく解説しております。
もし、今回紹介したワンタッチ式イベントテント以外のテントの知識も得たい方はぜひ御覧ください。
それでは、最後までお読みいただき、ありがとうございました。