こんにちは、イッシーです。
今回はお役立ち記事ではなく、“トレンド”とイベントテントを絡めたコラムです。
この前、弊社でこんな会話がありました。
アースカラーとは?
『アースカラー』でググってみました。
以下、Wikipediaから引用しています。
アースカラーとは、地球の大地や植物などの自然物をイメージした茶色から緑色系の色を総称するアパレル用語。
ヒッピームーブメントの影響を受けた自然志向のファッションとして、1970年代に誕生した概念である。出典:Wikipedia
一般的にはアパレル用語みたいです。
「パステルカラー」などと区別して、木や土、とにかく自然をイメージさせる色は「アースカラー」と言うようです。
- ベージュ
- カーキ
- ブラウン
上記が代表的な色のようです。
まさに大地!って感じですよね。
地味な色といえばそうですが、どこか温もりを感じさせる色です。
(・∀・)イイ!!
アースカラー流行はキャンプブームから?
話は少し変わりますが、ここ数年キャンプ・アウトドアブームですよね。
戦後から第4次ぐらいのキャンプブーム(アウトドアブーム)だそうです。
芸能人のYouTube動画の再生数が伸びて、それがコロナ禍で後押しされたという話も聞きます。
キャンプシーンやアウトドア感を出した大手のCMも多く見られるようになってきました。
そう考えると、
とも言えるかもしれません。
タープテント製品は既にアースカラーを取り入れている?
バーベキューやキャンプのシーンでよく見かけるタープテント。
調べてみると“アースカラー”を取り入れた製品が既に市場に出回っています。
パッと検索した限りでも良くある天幕色の「グリーン」や「ブルー」に混じってラインナップされています。
これもアウトドア界隈の隆盛で、キャンプ場で「深めのグリーン」や「ベージュ」は場に馴染むし、『それっぽい』からではないでしょうか?
つまり雰囲気が合ってる、ということです。
この「雰囲気」ってキャンプには非常に重要だと思うんです。
例えば芸人さんがテレビでキャンプ場でおしゃべりしたりご飯作って食べているのみてたら、
『なんかいいなぁ…』
と私でも思ってしまいます。
イベントテント×アースカラーは?
こっからが本題です。
じゃあイベントテント界隈は?ってことで探してみました。
あんま無いっす……。
弊社『シナノテント』の規定ラインナップには無いですし、他社でも天幕のベース色が『アースカラー』というのは見かけません。
(おっと、弊社は別注で作ることは可能です、あくまで既製品でということなので悪しからず)
圧倒的に原色カラーが占めています(白・黒・赤・青・黄 など)。
これがよく目にする日本の「THE・イベント風景」です。
白い天幕 ドンッ!
カラフルなツートン天幕 ドンッドンッドンッ!
って感じですね。
だけどアウトドアのギアブランドやナチュラル系を売りにしている店舗だとどうでしょう?
やはり「アースカラーの天幕」のイベントテントがマッチし、店舗の雰囲気がぐっとよくなると思います。
イベントテントもトレンド意識を。
他の社員に教えてもらったことで知ったトレンドの『アースカラー』ですが、調べてみると『色』にはその年のトレンドがあるようです。
2021年は「グレー」と「イエロー」らしく。(詳しく知りたい方は『トレンド パントン』などで検索してください)
イベントテント業界はアパレルのようにスピーディではありません。
ですが、その他業界のようにしっかりトレンドを見据えて製品づくりしないといけませんね。
弊社では別注ですがどんなカラーでもなるべく引き受けるようにしています。(技術的に無理なもの以外)
色んな業界で働く皆様も、トレンドを意識してはいかがでしょうか?
特に「アースカラー」、オススメです。
ちなみに、やっぱり私には「軍用のサンドカラーのトラック」にしか見えません。
それでは、最後までお読みいただき、ありがとうございました。